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サインとは?

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サインの概念

サインは広辞苑によると「合図の信号、記号、または看板、署名」とされています。しかし、広い意味では「ある事物・事象を代理するもの」といわれます。人間の歴史において必要とされたコミュニケーションは、意思や考え方、希望、祈り、事実の記憶などを何らかの媒体に代理させ第三者に伝えようとしたものであり、環境や場所、状況によって様々なサインが利用されてきました。

自己表現としてのサイン 名称、服装・装飾品、家紋・社章、国旗など。他のものと区別すると同時に、自己を明らかにしゅちょうします。

象徴としてのサイン自己表現としてのサイン 宗教、社会団体や企業の理念、平和・幸福・悲しみなどの心象風景、風土・文化・歴史など、不可視の対象を伝えるためのもの。これらによって人々は目に見えない対象を知ることが出来ます。

意思疎通としてのサイン 言語、手話、文字、点字など。共通のルールを前提とした意思疎通のための手段であり、複雑な情報内容を正確に伝えます。

演出としてのサイン 様々な祭事・イベントの象徴となると同時に、季節や地域の文化を演出して人の心に働きかけます。

 

サインの機能各種

サインは次のような機能ごとに分類することが出来ます。

誘導サイン類 施設などの方向を指示するのに必要なサイン [矢印、道標、方向・行先などを示す動線表示]

定点サイン類 施設などの位置を告知するのに必要なサイン[看板、室名板、表札、バス停、街区表示、タワー・門・彫刻(ランドマーク)]

案内サイン類 乗降条件や、位置関係などを案内するのに必要なサイン[地図、配置案内、インフォメーション]

規制サイン類 利用者の行動を規制するのに必要なサイン[交通規制・進入禁止・禁煙・危険・警告・自己責任促進などを示す表示]

 

サインの表示要素

サインは次のような機能ごとに分類することが出来ます。

文字 文字は「書体」によって表現方法が異なります。以下は、数ある書体の中の一例です。ゴシック系書体 …親しみやすく、様々な場所で活躍します。明朝系書体 …格調高く、品の良いイメージを与えます。 隷書系書体 …独特の書体で個性を演出します。行書系書体 …より日本的な雰囲気を強調します

地図 サインにおいて地図は、屋内、屋外を問わず、空間の表示として捉えます。その種類には、地図・絵図・路線図・平面図や場合によっては写真や模型の場合もあります。

絵文字 ピクトグラフあるいはピクトグラムともいいます。言語や文字に代わって事物の形を象徴化し、その意味を伝達する絵画的記号です

色彩 色彩には視認性、識別性、誘目性、連想性などの働きがあり、どれもサイン計画にとって重要です。また、完成に直接訴える力を持っているため、環境を演出する要素としてとらえるべきものでもあります。JIS(日本工業規格)では、上記のような「安全色彩使用通例」を規定しています。

  「安全色彩使用通例」(JIS Z 9101)
      「赤」…防火、禁止、高度な危険のある場所
       
      「黄赤」…危険、航海、航空の安全施設など
       
      「黄」…注意の必要な標識や信号機
       
      「緑」…非常口や安全旗(安全を意味する)
       
      「青」…担当者以外立ち入り禁止の場所、ガス測定指示の標識(用心の色)
       
      「赤紫」…放射能を表示する極めて危険な場所、放射性物質の貯蔵施設
       
      「白」…道路の表示文字・方向指示(整頓、清潔をイメージさせる)
       
      「黒」…危険標識の文字の色誘導標識の矢印
       
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